画質と分析を強化し、設置がより簡単になった第2世代のBulletカメラが登場します。新しいBulletカメラでは、ナンバープレート認識(LPR)機能が大幅に改良され、より高速な動作とより高いレベルの精度を実現しています。新しいBulletシリーズには、2つの広角モデル(CB52-EとCB62-E)と2つの望遠モデル(CB52-TEとCB62-TE)があります。すべての第2世代Bulletカメラには、専用のコンピュータービジョンコプロセッサを備えた新しいシステムオンチップ(SOC)が搭載されています。
ナンバープレート認識機能のアップグレード
次世代Bulletカメラの特徴に、改良されたナンバープレート認識アルゴリズムがあります。これにより、前世代に比べて大幅に正確な文字検出ができるようになりました。CB52-TEおよびCB62-TE Bulletカメラに搭載されたAmbarella CV22とCV25のチップセットは、改善後のナンバープレートアルゴリズムをエッジ(端末)側で処理する際に必要な処理速度と精度を向上します。
当社の第2世代Bulletカメラは、最大時速128km(80マイル)の速度で走行する車両のナンバープレートを捉えられるようになりました。これは、前世代の最大時速40km(25マイル)から大幅に向上しています。また、今回初めて、最大3車線を対象にナンバープレートを認識できるようになりました。そのため、設置がさらに簡単になり、カメラ1台あたりで収集できる情報も増加しました。
「当社の電気自動車充電器の1台が破壊されたことを受けて、駐車場のセキュリティ用にVerkadaのナンバープレート認識製品を導入しました。その性能、機能性、画像の鮮明さには驚くばかりです」とBNE Real Estate Groupの建設部門でアシスタント・バイスプレジデントを務めるPeter Milman氏は言います。
また、LPRモードにおける現世代および前世代のBulletカメラの調査機能も大幅に改良されました。これらの改良点には、過去の映像の確認、モーション検索の実行、アーカイブの作成が含まれます。ナビゲーションも合理化され、イベントを確認しながらLPRとコンテキストカメラビューを簡単に切り替えるオプションが追加されました。これらのソフトウェアアップデートにより、コンテキストカメラを別途設置することが必須ではなくなりました。
当社のカメラはすべて適応品質で録画し、標準画質と高画質の両方でストリームを撮影します。標準画質(SQ)のビデオとナンバープレート認識の結果は、毎日24時間撮影され、お客様が指定した保存期間まで保存されます。このソリューションのパフォーマンスを最適化するためのセットアップのヒントについては、ライセンスプレート認識のユーザーガイドを確認してください。
画質と分析パフォーマンスの向上
第2世代Bulletカメラのアップグレードされたシステムオンチップ(SOC)は、画像信号処理(ISP)パイプラインを強化し、より鮮明な画像とより優れたコントラストを実現します。改良された新しい赤外線LEDによって明るさが増し、低照度で優れたパフォーマンスを発揮します。また、5 MPおよび4Kのセンサー解像度を備えるほか、最大3倍の光学ズームで近距離と遠距離の可視性も向上しています。新しいSOCは、混雑傾向を含む最新の分析機能すべてに対応しており、お客様にさらなるインサイトを提供し、より幅広いアプリケーションをサポートします。
「新しいBulletシリーズの分析と画質が前世代に比べて向上しています。たとえば、車両検出機能で赤色で絞り込みをすれば、消防車がいつ現場に到着したかを簡単に確認できます」と、ロサンゼルス市コミュニケーションマネージャーであるJerry Morris氏は話します。
設計変更と付属品で設置が容易に
第2世代Bulletカメラの外装は密閉されており、内部コンポーネントを環境から保護します。また新たに導入したピグテールコネクタにより、本体の外側を取り外すことなくイーサネットケーブルを簡単に挿入できます。また、当社のBulletカメラ専用に設計されたジャンクションボックスも登場しました。ピグテールコネクタとジャンクションボックスを併用することで、取り付け手順がこれまで以上に簡単になりました。
その他の特徴
新しくなったBulletカメラでは、256 GB~2 TBのオンボードストレージと、30日、60日、90日、365日間の標準画質保存がご利用いただけます。詳しい情報については、当社のウェブサイトをご覧ください。個別でのデモやお見積もりについては、Verkada営業担当者にお問い合わせいただくか、[email protected]までメールにてご連絡ください。