3年前に最初のアクセスコントロール製品の発売を開始して以来、Verkadaは使いやすさとエンタープライズ向けのスケーラビリティを中心としたアプローチでアクセスコントロールを変革してきました。当社のシステムは現在、毎日7,000もの組織の250万個を超えるドアのロック解除を処理しています。そして本日、コンパクトで導入が簡単なワンドアコントローラ、AC12を新たに加えることで、当社製品の幅がさらに広がることを嬉しく思います。
AC12は、Verkadaアクセスコントローラポートフォリオにおいて重要な役割を果たします。1本のPoEケーブルで受電し、玄関の真上または横に設置できるほど小型のAC12を使えば、Verkadaアクセスコントロールをスタンドアロンドアに簡単に導入できます。AC12の登場により、当社はほぼすべてのドアおよびシナリオに対応するアクセスコントローラを提供できるようになりました。
堅牢なドアの安全性を実現する包括的な機能
コンパクトで高機能のAC12は、ほぼすべてのスタンドアロンドアへの設置のニーズを満たすことができます。標準電源を12 Vまたは24 Vの電子ロックに供給でき、Verkadaおよびサードパーティ製リーダーの任意の組み合わせでネイティブの入出力バッジをサポートします。また、このコントローラは、ドア位置インジケータおよび退出要求(REX)デバイスをサポートするアクセサリポートと、追加の構成可能な入力および出力用の補助ポートも備えています。
AC12はドアに直接設置できるため、遠く離れた中間配電盤からの高価な低電圧ケーブルの配線を回避でき、PoEケーブルを電力と接続に効果的に活用できます。当社のほかのアクセスコントロール製品と同様、AC12はインターネット接続が失われた場合でも機能を継続できます。
効率的な設置を可能にするコンパクト設計
AC12は、建物の改築や大規模な低電圧ケーブルの敷設が不可能な近接設置をサポートするように考え抜かれた設計となっています。その洗練されたデザインは、ドア周りの視認性の高い場所への設置に適した選択肢となります。また、そのコンパクトなフォームファクタにより、きわめて狭いスペースでも容易に設置できます。さらに、プレナム定格にも対応しているため、吊り天井など、空気循環に使用されるエリアにも安全に設置できます。
AC12は、既存のネットワークインフラストラクチャを持たない小売店やオフィスの場所、あるいは電子的なアクセスコントロールに対応するために長い低電圧ケーブルの配線が必要な独立したエントリポイントに最適です。
PoEパススルーを用いた、完全なドアセキュリティ
AC12には、Verkadaの新しい機能であるPoEパススルーが含まれています。
組織が入口の保護に使用したい方法の1つとして、クラウド管理されたアクセスコントロールを使う場合は、POEパススルーが役立ちます。PoEパススルーにより、AC12はPoE++入力を受け入れPoE+出力を提供して、追加のデバイスを接続して電力を供給できます。
PoEパススルーの一般的な用途には、VerdakaのDomeやMiniカメラを設置してドアに関するすべてのイベントとアクティビティの映像情報を取得することや、CB52やCB62のBulletカメラを設置してLPRロック解除機能をネイティブで使用すること、アクセス制御されたドアとサイトをBC82アラームコンソールで警戒設定すること、BZ11トークダウンスピーカーを設置して玄関先で脅威を抑止することなどが含まれます。単一のPoEケーブルを使用してさらに徹底したドアセキュリティを提供するPoEパススルーにより、これまでよりも簡単に、統合されたドアセキュリティソリューションを導入できます。
Verkada Commandによる管理の簡素化
Verkadaはアクセスコントロール製品の発売を開始して以来、アクセスレベルの設定と維持、ドアスケジュールの設定、ユーザー認証情報のインポート、その他のさまざまな機能など、ITチームおよびセキュリティチームが出入口のセキュリティを簡単に強化できるソフトウェア機能を構築してきました。AC12を使用することで、組織はスタンドアロンのドアにもさらに簡単にVerkadaのアクセスコントロール機能とシンプルさを導入できるようになります。
提供状況
AC12は、2023年11月27日よりご購入いただけます。価格は699ドルで、1件のVerkadaドアライセンスが必要です。個別のデモやAC12のトライアルに関する詳細情報については、[email protected]までお問い合わせください。