本日、Verkada Commandプラットフォームの更新情報を数多く発表いたしました。皆様の組織とアカウントのセキュリティに焦点を絞った、新たな機能が加わります。
今回の更新では、カメラ監査ログのエクスポートツールを改善し、組織全体で2要素認証を強制できるようにし、組織のアーカイブへの新しいアクセス権限レベルを追加します。
カメラ監査ログ
1つに集約された新しい監査ログを使用すれば、組織全体でカメラのイベントを記録している場合でも、年次報告のために監査を実行する必要がある場合でも、組織で設置しているすべてのカメラから重要なデータを簡単かつ効率的にエクスポートできるようになります。
当社の従来の監査ログツールでは、管理者が各カメラのデータを個別に確認したりエクスポートしたりする必要がありました。今後、管理担当者は[カメラ管理]ページから、過去7、14、30日間の各オプションを選択するか、30日間までの任意の日数を入力して、カメラログすべてを一度にエクスポートできるようになります。
詳細については、Verkadaのナレッジベースを参照してください。
組織全体にわたる2要素認証
先月の新しいツールの導入により、組織は、エンタープライズSCIMおよびSSOソリューションを統合して、セキュリティ層を追加できるようになりました。これらの追加対策に加えて、多くの管理者が組織全体での2要素認証(2FA)の強制設定を望んでいました。
これまでは、ユーザーはCommandから自分のアカウントで2FAを有効化できました。組織全体に2FAが追加されたことで、管理者は、すべてのユーザーにSMSまたはMFAソリューションを介した2FAの設定を義務付けて、Verkadaアカウントに安全にアクセスしてもらえるようになりました。
組織全体で2FAを有効にするには、管理者は[管理設定]から[プライバシーとセキュリティ]をクリックする必要があります。[Enforce 2FA(2FAを強制)]をオンに切り替えます。
ユーザーは次回ログインした際に、2FAサービスを追加するように求められます。さらに、管理者はユーザーに2FAソリューションをリセットしたり、強制的にログアウトしたりするよう求めることが可能です。
詳しくは、ナレッジベースをご覧ください。
アーカイブへの権限付与
クラウドベースのアーカイブを使用すると、重要なビデオクリップを簡単に保存して共有できます。アーカイブへの権限付与が追加されたことで、管理者は、ユーザーがアーカイブ済みの映像をどのように使用できるかをさらに管理できるようになりました。
有効にすると、これまで通りユーザーによる公開アーカイブの作成、アクセス、ダウンロードが可能ですが、アーカイブ済み映像の削除と非公開アーカイブの作成が行えるのは、オーガナイゼーション管理者権限を持つユーザーのみです。
これらの追加の権限により、組織は進行中の調査用に保存された機密映像の保護とセキュリティを確保できます。