Verkadaの環境センサーを導入した多くのお客様が、以前には得られなかった詳しい映像やデータを利用できるようになりました。たとえば、建物全体の空気質の監視から配線設備の過熱防止、トイレでの電子タバコといった不適切な行動の検出と防止など、お客様は環境センサーを利用して建物内外の環境をこれまでにない方法で把握し管理することができています。
建物内に導入するセンサーが増えるにつれて、設置したデバイス全体のデータを可視化する新しい方法が求められるようになりました。より具体的には、監視対象の環境で得られたデータを表示、分析、そして公開したいというニーズが高まってきたのです。私たちは、そうした需要に耳を傾けました。
本日は、環境センサーダッシュボードを発表いたします。このダッシュボードは、あらゆるセンサーデータのカスタマイズ、確認、分析、そして表示が簡単に行える新しい機能です。
複数のセンサーや測定値のデータをまとめて、監視対象の環境を一元的に確認することができます。
カスタムタイルを使用したデータの集計と可視化
お客様がさまざまな種類のデータを集約して可視化できるようにする複数のセンサー「タイル」を作成しました。
指標タイル(Metric Tile) は、複数のセンサーの測定値を集計し、平均値として表示します。フロア、建物、教室など、室内の空気質を示すのに優れた方法です。
ゲージタイル(Gauge Tile) も、複数のセンサーのデータを集約できますが、こちらはお客様が目盛りに基づいて値を表示することが可能です。
センサー測定タイル(Sensor Readings Tile)は、温度、湿度、騒音など、1つのセンサーから得られる複数のデータを1つにまとめて表示します。
折れ線グラフタイル(Line Graph Tile) は、特定のセンサー測定値の過去24時間分のデータを表示します。これは、過去24時間にわたる温度など、過去の傾向を一目で確認できる優れた方法です。
多様な層のお客様の、データ表示に関するさまざまなご要望にお応えし、ダッシュボードでは最大限の柔軟性を提供いたします。関連するタイルはダッシュボード内のページに組み合わせることができ、この組み合わせはCommandまたは表示画面で自動で再び適用されます。ダッシュボード、ページ、センサータイルには名前を付けることができ、それぞれの独自の環境に基づいて各タイルの基準値を設定できます。
大画面用の設計
このダッシュボードは、大画面での表示を意識して設計されています。大型ディスプレイをコンピューターに接続し、「ライブビュー」を使用してダッシュボードを公開できます。従業員や訪問者などが建物に入るときに、温度、湿度、室内の空気質などの重要な環境要因を確認できます。
これは、環境データを可視化、分析、表示するより良い方法をお客様に提供するためのさまざまな取り組みの第一歩です。また、最近では、環境の空間コンテキストを提供するためにフロアプランの環境センサー向けサポートも開始しました。
詳細を見る
組織でのダッシュボード設定方法の詳細については、ヘルプ記事をご覧ください。
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