Verkadaでは、設立時から、管理を簡素化し調査を迅速化することで、ビデオセキュリティ業界に革命を起こすことを目指してきました。これを実現するため、埋め込み型ストレージと処理機能を備えたカメラを構築し、クラウドベースの管理プラットフォームであるCommandにカメラを直接接続できるようにしたので、NVRのような追加ハードウェアの必要性がなくなりました。この完全に統合された独自のアーキテクチャにより、組織はデバイスをどこからでも管理し、オンプレミスのインフラストラクチャを排除し、先進的なコンピュータビジョン分析を活用できるようになりました。それ以来、25,000を超えるお客様が弊社のビジョンに賛同しています。そして今日、市場ではクラウドベースの物理セキュリティソリューションが圧倒的な支持を得ています。
ビデオセキュリティの運用全体をCommandで管理したいという要望について、お客様から聞くことがよくあります。Commandは使いやすく、強力な分析機能を備え、設置場所全体を単一画面で一元管理できるためです。しかし、一部のお客様は、Verkadaに一括で移行するための予算または人的資源を確保しにくいと感じています。そこで本日、そのような組織がクラウドへの移行の入り口として活用できるCommand Connectorを導入します。このデバイスによって、Verkada製以外のカメラを、Verkadaの使いやすいクラウドベースのシステムにシームレスに移行できます。
弊社は、Command Connectorを活用して、クラウドベースのソリューションに時間をかけて移行したいと考えているユーザーにも、Commandの多くの利点を提供しています。組織によっては、旧式のカメラとクラウドベースのVMSを使用しており、より強力で直感的なシステムを求めている場合もあります。また、ビデオ監視だけでなく、アクセスコントロールやアラームなど、ほかの重要なシステムも管理できる単一のプラットフォームを探している組織もあります。弊社は、組織のニーズがどのようなものであっても、お客様が統合されたクラウドベースのビデオ監視を導入できるようにするため、Command Connectorを開発しました。この製品を使用すると、カメラと幅広いプラットフォームのスムーズな連携が実現し、最も効率的かつ強力な方法で、従業員と施設を保護できるようになります。
Command Connectorはどのように機能しますか?
Command Connectorのネットワークアーキテクチャの詳細
Command ConnectorでどのVerkada Commandの機能を利用できますか?
Verkada製以外のカメラを当社のプラットフォームに接続すると、Command Connectorを利用しているお客様は、ネットワークの信頼性、カメラのメンテナンス、分析、アラートの分野で制約を受けることになります。こちらのCommand Connectorページの表では、Command Connectorで接続されたカメラを使用しているお客様と、ネイティブに統合されたVerkada製カメラを使用しているお客様の体験がどのように異なるかが具体的に示されています。
結論
弊社は、物理セキュリティに対する、完全統合されたクラウドベースのアプローチの将来性を確信していますが、多くの組織がシステムの移行を成功させるためには、時間と追加のリソースが必要であることも認識しています。Command Connectorはそのための入り口です。また、これはお客様にオープンで統合されたプラットフォーム体験を提供するという取り組みの一環でもあります。この製品を使用すると、お客様は既存のカメラインフラストラクチャをCommandにブリッジし、サードパーティAPIを使用して幅広いエンタープライズアーキテクチャへの統合を実行できます。
お客様は、2024年8月15日よりCommand Connectorを利用できます。Verkada製以外のカメラのうちサポートされている製品のリストは、ハードウェア互換性リストに掲載されています。このリストは、サポート対象のカメラが定期的に認証されるたびに更新されます。Command Connector、価格、技術仕様の詳細についてはこちらをご覧ください。