アラームトリガーとなる人の動きを細かく設定し、さらには特定の時間帯に応じてアラームの応答設定を変更できる新しい3つの機能を、本日発表いたします。
ラインを超える人物や車両をアラームトリガーとして設定
Verkadaを使用すると、警戒設定中にサイトで人が検出された場合、スマートモーションセンサーとしてカメラを用いてアラームを発動できます。カメラの視野または「要注意領域」内に人や車両が映り込んだだけの場合とは対照的に、あらかじめ設定したデジタルラインを人や車両が越えた場合に、アラームを発動できるようになりました。*また、アラームを発動させる進行方向も指定できるため、アラーム発動の対象とする活動を正確に設定できます。これにより、建物に近寄らずに駐車場を通り抜けているだけの人にアラームが作動しないよう、対象とする活動を限定して設定することもできます。
徘徊をアラームトリガーに設定
もう1つのオプションは、何者かが敷地内を徘徊している場合にアラームを発動させる設定です。*人が通り過ぎるだけではアラームは作動しません。しかし、同じ人物がユーザーが指定した一定期間にわたって継続的にカメラで検出されると、アラームが発動されます。これは、たとえば、ATMの時間外利用は想定しているものの、ATMの入口付近で寝ている人がいるような場合に通知を受けたい考えている銀行にとっては便利な機能です。
徘徊が検出された場合、監視担当者はビデオを検証し、その人物が明らかな脅威であるかどうかを見極め、必要に応じて脅威を関係者に連絡します。敷地から離れるように警告する場合、担当者から警告してもらったり、事前に録音済みのメッセージを再生したり、サイレンを鳴らしたりできます。
時間帯に応じたアラーム応答
これまでアラーム検証ルールと応答メッセージはサイトごとに設定され、システムの警戒設定時には常に適用されていました。しかしこれでは、アラームが発動された時間帯に関係なく、すべてのアラームが同じように扱われてしまいます。
この度、同じサイト内で、曜日や時間帯によって異なる検証ルールとアラーム応答を設定できるようになりました。たとえば、終業時間から1時間以内に建物の外に不明な人物が検出された場合は、通知を受信するだけに設定します。しかし、真夜中に建物の外に誰かが検出された場合には、アラームを発動させるとよいでしょう。アラーム応答については、曜日によって一定の時間帯にのみ警察に通報したり、事前に録音したメッセージを再生したりできます。
アラームライセンスをお持ちのお客様は、8月24日からこれらすべての新しい機能をCommandで有効にできます。
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*ライン横断と徘徊をアラームトリガーに設定できるのは、Verkadaカメラのモデル番号の最後が「2」のカメラのみです。