フロアプランの人物ヒートマップの最新バージョンを本日リリースいたしました。人物ヒートマップは、Verkadaカメラが確認した人物のモーションを色分けされた等高線(ヒートマップ)として集約し、アップロードしたフロアプランに重ねます。人物ヒートマップを利用することで、企業は自社オフィススペース、店舗、倉庫の利用状況をより深く理解できます。人物ヒートマップは活動量の多いエリアを強調表示し、そのデータは動線と行動の分析に利用することが可能です。
人物ヒートマップの使用事例:
小売業者はヒートマップ情報を利用して、店舗レイアウトの改善、商品配置の調整、人通りの多いエリアに基づいたマーケティング戦略作成をおこなうことができます。
施設管理者は建物内のさまざまなエリアの利用状況を把握し、スペースのレイアウトや使い方を最適化することができます。
イベントプランナーはヒートマップを使用して参加者がどこで集まっているかを把握し、人の流れを調整できます。
人物ヒートマップの更新に伴い、カメラのキャリブレーション手順も一新されました。カメラのキャリブレーションプロセスは、アップロードされたフロアプランの関連エリアにカメラの視野をマッピングするもので、キャリブレーションされたカメラのみがフロアプランに活動量のデータを表示できます。更新されたキャリブレーションフローでは、フロアプラン(キャリブレーション画面左側)に4点をドロップし、次にカメラの視野(キャリブレーション画面右側)に同じ順番で4点をドロップします。カメラはすぐにキャリブレーションされ、人の動きを検出するとヒートマップデータが表示されるようになります。
また、タイムラプス機能の追加により、ヒートマップパターンの経時変化を可視化できるようになりました。開始日と終了日を選び、適切な集計期間(1、4、8、12、24時間)を選択すると、人物ヒートマップは、すべてのキャリブレーション済みカメラが捉えた活動パターンの変化を示すタイムラプスアニメーションをフロアプラン上に自動作成します。
開始方法
人物ヒートマップの使用を開始するには、カメラが配置されたフロアプランを少なくとも1件アップロードし、配置されているカメラをキャリブレーションする必要があります。カメラをキャリブレーションするには、人物分析を有効にする必要がありますのでご注意ください。人物ヒートマップを有効にする方法についての詳細は、ナレッジベース記事をお読みください。Verkadaのソリューションを実際に試して、その効果を直接確認するには、30日間の無料トライアルにお申し込みください。