VerkadaアクセスコントロールがSchlage Controlシリーズの無線ロックと統合されました。この統合は、不動産管理や集合住宅アクセスコントロールをサポートするための包括的な物理セキュリティソリューションを構築するという弊社の取り組みにおいて、重要な一歩となります。
Schlage Controlロックは、次のような用途専用に開発されています。
Schlage Engageハブ経由で直接クラウドに接続: Schlage ControlシリーズにはAC42またはAC62のドアコントローラが必要ではなく、SchlageのEngage無線ハブを介してVerkada Commandと通信します。Engageハブは、多くの場合30フィートが標準で、最大10個の無線ロックに対応できます。
入居者のキーレスエントリーが可能に: Schlage Controlシリーズのロックを使用すると、入居者は安全なキーレスエントリーを行えます。VerkadaのControlシリーズの統合では、バッジとキーフォブの認証情報がサポートされています。
集合住宅のドアを念頭に設計されたロック: Schlage Controlシリーズのロックには、デッドボルト単体、またはデッドボルトとハンドルロックが連結した形式があります。ロックには、幅広い仕上げとレバーデザインがあり、ほとんどの一般的なドア構成と互換性があります。
データ暗号化: Schlage Controlシリーズのロックは、無線通信でのデータを保護するために安全性の高いAES-256ビットの暗号化を採用しています。
Schlage Controlロックを統合したことで、Verkadaのアクセスコントロールポートフォリオがさらに包括的なものになりました。各所に分散したドアのセキュリティを確保しながらも、居住者はキーレスでの入退室が可能となります。また、今回の統合では重要な不動産管理セキュリティ機能が新たにCommandに追加されました。Verkadaが提供するプラットフォーム機能には次のものがあります。
訪問者や業者のアクセス: インターホンとVerkada Guestを活用
カメラとアラームを備えたサイトセキュリティ
スマートアパートメント: センサーや無線ロックのアクセスコントロールを使用した空き室の監視など
境界アクセスコントロール: 有線ロック、ゲート、ナンバープレート認識によるロック解除
Verkada Workplaceによる資産管理とセキュリティ
新しいSchlage Controlロック統合に加えて、Verkadaは新たに3個の無線ロック(Schlage ADおよびEngageシリーズ、ASSA ABLOY Aperioシリーズ)に対応します。お客様とパートナー様が当社の無線ロック統合を確認・評価できるように、新しい無線ロック統合ガイドも公開しています。
統合をさらにサポートできるようCommandをアップデート
集合住宅のドアに特化した新しいドアページも構築しました。このソフトウェアアップデートで、不動産やその他物件の管理者は、敷地内の数百個のドアをより簡単に設定、管理、保護できるようになりました。
この新しいドアページビューには、ドア、アクセス権限、ユーザーの追加と管理が集約されており、集合住宅のユーザーと認証情報の広範囲にわたる管理がしやすくなります。ひとつのCommandオーガナイゼーションで何百、何千のドアがあるような大規模な導入の場合では、この集約ビューが重要になります。
ライセンスと提供状況
Schlage EngageハブとSchlage Controlシリーズのロックは今すぐご利用いただけます。Controlシリーズ統合に対応している新しいVerkadaのCommandソフトウェアは、2023年8月24日よりご利用いただけます。すべてのControlシリーズのロックに、Comanndアクセス用のVerkadaドアスタンダードライセンスが必要です。Schlage Controlシリーズのロックのデモやご注文の詳細については[email protected]にお問い合わせください。