Kogan
90%短縮
映像の検索、保存、共有の所要時間
1日に1時間の節約
SCIM統合による認証情報管理の成果
数秒での応答
Verkadaアラームで実現
IT&セキュリティの責任者である、Joshua Olds氏はKoganとその関連ビジネス全体にわたるテクノロジーとセキュリティの運用を監督しています。「損失防止から安全な職場復帰まで、正しい決定を下すためには、正しい情報とシステムが配置されていることが非常に重要です」
課題
Koganの広大な店舗面積(21の倉庫と本社オフィスを含む)にわたる人や資産を守ることは、決して簡単なことではありません。Olds氏は3つの主要な課題に取り組む必要がありました。
デジタルまたはネットワークのビデオレコーダーに接続されたアナログのセキュリティカメラ
使いづらいWindowsのインターフェースとサーバーに接続されている旧式なアクセスコントロール
進行中のイベントへの可視性が全くないアラーム監視
従来の接続性のないセキュリティシステムは応答時間が長く、非効率な手順を踏む必要がありました。「それぞれのテクノロジーが連携されてなく、運用するために複数の手順をあちこちと回っていかなければならず管理が難しい段階にあり、職場での物理セキュリティに対処するべき段階に達していました」
Verkadaを選ぶ理由
「組織全体にわたりセキュリティと建物の運用を管理する場合、単一のソリューションがあります。当社のチームは、インシデントが発生したら従業員と資産の安全を守るために数秒で応答できます。
Verkadaを使用して、Olds氏は簡単に使用、管理、拡張できる、オールインワンの建物管理ソリューションを手に入りました。直感的に使えるクラウドベースのプラットフォームがすべての製品群をシームレスに統合するため、Olds氏のチームは次のことが実現できました。
カメラを使用して90%以上も調査にかかる時間を削減
統合アラームで緊急対応を自動化
アクセスコントロールを介してエンドユーザーの利便性と安全性を強化
Guestによって管理部門のワークフローを合理化
Verkadaの統合ソリューションで90%以上も調査時間を削減し、Kogan全体での損失防止、従業員の安全、資産保護を強化しています。物理セキュリティのニーズを超えて、Verkadaの複数の最新ソフトウェアを活用して事業運営を強化し、エンドユーザーの利便性を向上させています。
「現在使用しているテクノロジーはインテリジェントソフトウェアと無線での自動更新を通じて継続的に改善されています。Verkadaが提供するコンプライアンスへの対応や24時間のグローバルサポート体制も、Verkadaをセキュリティパートナーとして選択する際の重要な決め手になりました」
1. カメラを使用して90%以上調査にかかる時間を削減
「モバイルアプリは本当に革命的です。外出先であってもインシデントの解決ができるようになりました。どこにいても、映像をアーカイブし、アクセスでき、その上、警察や他の関係者に映像を共有できます」
どこにいてもCommandモバイルアプリとWebベースのブラウザから、チームの安全やセキュリティのニーズに対処できます。人物分析やモーションに基づく検索など実用的なインサイトを通して重要なイベントを検索できる機能により、90%以上調査時間を削減できました。
数秒で映像を探し出し、共有し、アクセス権を設定し、ケースが終了後にアクセス権を無効にすることができます。デジタルの証拠を簡単に管理できるように、ビデオ映像をクラウドベースのアーカイブに保存し、SMSまたはメール経由で期限付きのリンクを共有できます。「USBや実際の完全映像を共有する必要がないことは大きな利点です。特に、法的にそれらのデータがどこに出回ってしまうか心配する必要がなくなりましたから」とOlds氏は述べています。
Olds氏は、Verkadaのハイブリッドクラウドインフラストラクチャでの信頼性の高いローカルストレージとクラウドストレージの拡張性を組み合わせて使用しています。Koganがデータセキュリティ、災害復旧やプライバシーの基準を満たせるように、VerkadaはオーストラリアにあるAmazonウェブサービス(AWS)を使用しています。また、Verkadaのシステムは悪意ある攻撃者による悪用が考えられる攻撃領域を最小限にするためにAWSクラウドサービスへの接続はアウトバウンドに限定しています。各カメラも外部サーバー、ネットワーク(NVR)またはデジタルビデオレコーダー(DVR)を維持する必要性を除外するために、搭載のローカルストレージ(最大365日)も使用しています。 デバイスごとに20~50kbpで、1台のクラウドカメラと同じネットワーク帯域を使用して数台のVerkadaカメラを展開できます。「カメラはプラグアンドプレイ接続で、オンラインにするために全く構成する必要はありませんでした。数分で高画質の映像を確認できました」
2. 侵入検知と応答を自動化
「オーストラリア企業として、当社のニーズに合わせてセキュリティソリューションをカスタマイズすることは重要です。インシデントに迅速に対応できるだけでなく、緊急対応を促進し、自動化することもできます。
Olds氏はアラームとプロによる監視の統合を通じて、24時間365日侵入検知、侵入抑止や対応を続けています。オーストラリアを拠点とするトレーニングを受けた監視担当者は、明らかな脅威に対して即座に対処し、進行中のインシデントをリモートで監視し、誤報を選別し、警察の優先対応を確保してくれます。アラームが発生すると、次のことが実行できます。
統合カメラを介して脅威を視覚的に確認。
テキスト、メールまたは電話から緊急連絡先に通知を発信。
警察派遣とロックダウン機能を含む、カスタム対応フローに沿った対処。
営業時間外の人の検出など、Verkadaデバイスのいずれのアクティビティも、アラームを作動させるトリガーイベントとして簡単に設定できます。これによりJoshuaは、侵入センサー用ハードウェアやアラームパネルを追加する必要がなくなりましたが、一方で、これを追加すればVerkadaエコシステムの適用範囲を拡大することもできます。開始に必要なのはVerkadaデバイスとプロによる監視サービス付きのソフトウェアライセンスだけです。また、監視ルールをカスタマイズし、初期対応者とライブのビデオフィードを共有するなど、1つのアラーム発生に対して複数の対応を設定できます。
3. アクセスコントロールを最新化し、利便性と安全性を改善
「スマートフォンでApple Payが付いている現在の世界では、VerkadaアクセスコントロールはBluetoothを通して従業員が入館できる現代的な方式を提供しています。キーカードの費用やキー紛失によるセキュリティリスクを削除するだけでなく、手元の携帯電話を使ってドアを解除できるという利便性は従業員にとってとても大きな価値があります」
Koganの従業員はVerkada Passアプリを通じてデジタルキーカードとしてスマートフォンを使えるようにしました。従業員は、Bluetooth Low Energy(BLE)を介してタッチレスエントリで指定された職場に出入りできます。これにより、これまで従業員一人につき10ドルかかっていたキーが不要となり、キー紛失によるセキュリティのリスクも取り除くことができました。
また、既存のAzure Active Directory SCIM統合を介して既存のプロフィールデータを活用して、ユーザーの入社/退社手続きを自動化しています。アクセスグループとドアスケジュールによって、ユーザータイプに異なるアクセスレベルの設定が簡単です。アクセスグループを作成して、様々なチームや役割について簡単に権限管理ができる一方、ドアスケジュールを使って、1日のうちで特定の時間帯だけドアにアクセスできるようにできます。「きめ細かい権限設定ができるので、サイトや役割に基づくアクセスレベルを微調整でき、確実に権限のある個人だけが特定のエリアに出入りできるようにできます」
4. Guestによって管理部門のワークフローを合理化
「リモートで訪問者を管理して、ドアを開錠し、フロントデスク業務を合理化できます。その上、訪問者履歴やアクセスログなどの必要となる情報を持つことができ、安全かつ戦略的にチームの職場復帰を行えます」
Olds氏は、Verkada Guestを使用してフロントデスク業務を管理しつつ、Guestで最前線の安全を守っています。訪問者管理をクラウドに移行することの利点:
訪問者は訪問予定の招待を受けているスマートフォンを介してサインインし、iPad上でカスタマイズされている受付手続きを完了します(タッチレスのサインイン、写真とドキュメントへの署名を完備)。
訪問者が到着すると、担当者はSMSまたはメールで通知を受けます。
スタッフは自分のスマートフォンからリモートでドアを開錠したり、配送員の建物への入館を許可したり、業者に対して施設の特定のドアへの1回限りの入館を許可したりできます。
訪問者情報が一元化されているため、指定された管理者は監査ログを検索して、訪問履歴やドキュメントの完全な記録を確認できます。誰が出入りしているのかを把握するだけでなく、重要なトレンドを特定し、人材配置を最適化し安全な職場復帰を確実に実行できます。ソフトウェア契約の一部として、訪問者のチェックイン数やアップグレードは無制限なため、追加でのコストを心配することなく、訪問者、認証情報、サイトを追加できます。
今後の展望
「ビジネスとして成長を続ける上で、知識が当社の最大の資産です。Verkadaはデータ主導のインサイトを提供してくれるので、人や建物を効果的に守ることができます」
Olds氏はVerkada製品群の機能や範囲を拡大し続けています。無線での自動更新には最新のセキュリティと機能強化が含まれ、ますます機能性を拡大しています。また、Verkadaインターホンを追加し、一つの画面下でより多くの建物管理ソリューションを連携させ、施設全体の安全性と共に、エンドユーザー体験のさらなる改善を図っていく予定です。
Verkadaで組織の安全を保護する詳しい情報については、ライブデモをお申し込みになるか、次回のウェビナーにご参加ください。