Virgin Hyperloop
300以上
BLEロック解除を使う従業員
400,000ドル
5年間のコスト削減額
99%
テクニカルサポートの時間削減
Virgin Hyperloopは、この100年で最も画期的な大量輸送方法を開発しています。この最先端技術は、真空に近いチューブ内で磁気浮上エンジンを使用し、時速670マイルで都市間を移動できるようにするものです。ハードウェアとソフトウェアの両方を組み合わせたこのシステムは、定期運行ではなく利用者の依頼に応じて稼動し、乗客と貨物を目的地に直接届けます。
ロサンゼルスに拠点を置く同社は、ハイパーループの商業化に向けて大きく前進を遂げています。300人を超えるフルタイムの従業員を擁し、実際に乗客として人間が乗車するテストを含め、500回以上の技術テストを行いました。
IT担当バイスプレジデントのDawn Armstrong氏とITネットワークエンジニアのMichael Barrett氏は、ビデオセキュリティや入退管理システムをはじめとする、組織全体の物理的なセキュリティの導入と管理を監督しています。
問題点
「従来のビデオセキュリティシステムには解決しなければならない課題が3つありました。1)高い月額サービス料金、2)サポートリクエストに対するSLA(サービス品質保証)がないこと、3)カメラとアクセスコントロールが統合されていないことです。」
従来のプロバイダーでは、多額の月額サービス料金を払っていたにも関わらず、サポートやメンテナンスを完了するのに何週間もかかっていたといいます。また、Armstrong氏は、ビデオセキュリティとアクセスコントロールを一つのプラットフォームに一元化し、インシデントの解決時間を短縮する方法を模索していました。「以前は、目的のものを見つけるためにさまざまなカメラを調べてから、各カメラで個別に映像を取得しなければなりませんでした。」
Verkadaを選ぶ理由
「投資回収効率がわかりやすいと感じました。Verkadaとの5年間のライセンスで約400,000ドル、毎月の維持費にして約6,700ドルを節約できています。」
Verkadaのクラウドベースのソリューションに移行することで、ビデオセキュリティとアクセスコントロールを一体型プラットフォームでネイティブに統合することに成功しました。同社では、無制限の技術サポート、2日以内に発送される無料の交換用デバイス、すべてのハードウェアに対する業界をリードする10年間の保証を活用しています。組織全体で認証情報管理を拡張および簡素化しながら、メンテナンスコストを削減し、インシデント解決時間の短縮を実現することができました。
BLEロック解除とカスタム構成が可能なクラウドベースのアクセスコントロール
「当社では300人を超える社員がVerkada Passアプリと非接触BLEをモバイル端末に導入しています。スマートフォンをドアリーダーにかざすだけで、許可されたドアを開錠できます。機密エリアの入退室方法としても便利です」
Verkada Passアプリを使用して、有効なドアを安全にロック解除できるようにし、コロナ対策に便利な入退方法を従業員に提供しています。Bluetooth経由のキーレスエントリーを活用することで、Virgin Hyperloopの従業員は社員証の代わりにスマートフォンを認証に使用しています。
「さらに、BLEが機能する距離範囲を設定することもできます。ほぼ接触を求められるドアも一部にはありますが、それ以外は、携帯電話をバックパックやポケットに入れたままでも受け付けられます。柔軟性と安全性が、素晴らしい形で組み合わせられています。2つの長所がWin-Winの形で共存しているのです」
SSO、SCIM、AD統合による一元化されたユーザー管理
VerkadaをAzure Active Directory(AD)と統合し、300人以上の従業員のユーザーアクセス許可を1か所で簡単に管理できるようにしました。また、SSOとSCIMを設定して、ユーザー認証とプロビジョニングを保護、合理化しています。
「役割に応じて複数のActive Directoryグループを作っています。例えば、清掃員が追加されるADグループは、清掃員に必要なすべてのドアへのアクセスを許可します。同様に、新入社員はデフォルトグループに追加され、その直後からPassアプリを使って許可されたドアのロックを解除できるようになります。」
新入社員が入社すると、役割に応じてデフォルトのADグループに自動的に追加され、必要に応じて特定の権限を上書きできます。
わかりやすい価格モデル、迅速なサポートと導入
「現在では、デバイスを交換する必要がある場合は、1~2日以内に製品を受け取ることができます。サポートチームの対応は非常に迅速で、トラブルシューティングにかかる時間はわずか5分です。2週間もかかったりしません。」
Armstrong氏のチームは米国に拠点を置くチームによるテクニカルサポートに無制限にアクセスできますが、この特典はソフトウェアライセンスに含まれています。トラブルシューティングの質問は5分以内に回答。以前のプロバイダーでは問題解決に平均2週間かかっていたので、99%の時間が短縮されたことになります。交換用デバイスは2日以内に無料で発送されます。カメラは、プラグアンドプレイのゼロ構成セットアップなので簡単にインストールできます。こうして、毎月400,000ドル相当のメンテナンス料金を削減しながら、サービスの待ち時間も86%削減することに成功しました。
一体型プラットフォームでネイティブに統合されたビデオとアクセスコントロール
「インシデント解決に関しては、手順と時間が半分に削減されました。VerkadaのCommandプラットフォームから、アクセス関連のイベントを数分で確認、検索、取得できるようになったからです。」
ビデオのセキュリティと入退管理は、一体型プラットフォームであるCommandにシームレスに統合されています。Commandはエッジベースの分析を活用して、ドアイベントに関する情報をArmstrong氏のチームに即座に提供しています。カメラをドアとペアリングした後、アクセスイベントを選択すると、対応するビデオをすぐに表示できます。SMS、メール、直接リンクを介して数秒で映像を共有する機能で、インシデントの解決をさらに高速化できます。共連れ検出などの新機能はOTAで自動的にリリースされ、Verkadaシステムを常に最新の状態に保ちます。業界随一である10年間の保証も付属します。
将来を見据えて: 最先端のエッジテクノロジーとイノベーション
Armstrong氏は、組織の成長に合わせてVerkadaエコシステムにデバイスを追加していく予定だと言います。物理セキュリティを担当する同氏にとって、導入しているテクノロジーがエンタープライズグレードであり、拡張可能な設計であることは最重要事項です。
「従来は施設や運用チームが担当していた業務も、IT部門がますます関与するようになってきています。つまり、より多くの最先端技術を導入できるよう、IT部門のリーダーも物理セキュリティの決定に関与する必要があるのです。Verkadaは、革新的で常に進化し、新しい機能が追加され続ける最新のソリューションです。便利な機能を使うようになってはじめて、それまでの不便さに気がつくということがありますよね。」
Verkadaの統合セキュリティソリューションの詳細については、今後のウェビナーに参加するか、無料トライアルをリクエストしてください。