2年前にVerkadaのアクセスコントロールを立ち上げて以来、私たちはソフトウェアファーストのアクセスコントロールシステムを作ることに注力してきました。Verkada Commandとシームレスに統合でき、インストールが簡単なハードウェア製品を構築することで、お客様の環境を保護するだけでなく、商業ビルやスペースのOSとして、Verkada Commandを活用することができます。
本日Verkadaは、Verkadaの緊急事態管理および物理セキュリティ機能をさらに拡張する2つの新機能、安否確認レポートと無線ロックプッシュボタン機能を発表いたします。これらの新機能は、Verkadaのアクセスコントロールプラットフォームにさらなる機能を追加し、Verkadaハイブリッドクラウドモデルを、セキュリティの使用事例から、ユーザーエクスペリエンスと安全性に焦点を当てた使用事例へとさらに拡張します。8月29日に安全確認レポートのベータ版が利用可能になり、また無線ロックプッシュボタン機能の一般提供も開始されます。
Verkadaで、さらに優れた緊急事態管理
これらの新機能は、緊急時の対応に関するものです。緊急時においては、最初の数分が非常に重要です。緊急シナリオに適切に備えるため、Verkadaアクセスコントロールを使用することで、組織は体制と手段を組み立て、緊急事態に対してより良い準備と対応を実施できるようになります。
安否確認レポートを使用すると、組織はいつでも、建物内において誰が安全で誰が行方不明であるかを追跡できます。これは、事前に対応能力を構築し、最も必要な場面で重要となるインテリジェンスを提供することになります。同様に、Verkada切替モードによって、組織は1)ドアのロックボタン、2)物理的なパニックボタン、または3)モバイルあるいはデスクトップのVerkada Commandから、無線ロックをすばやくロックできます。
これらの新機能は、Verkadaの直感的なハイブリッドクラウドプラットフォームにシームレスに統合されているため、組織は緊急事態管理機能を強化し、人々や建物、資産をより適切に保護することができます。
安否確認レポートを使用した緊急シナリオにおける即時のアカウンタビリティ
8月29日以降、Verkadaのアクセスコントロールをご利用のすべてのお客様は、Verkadaの新しい安否確認レポートのベータ版にアクセスできるようになります。Verkada安否確認レポートは、緊急事態における従業員、学生、訪問者の安全確認をより確実に実施すると同時に、インシデントの解決に役立つ貴重な情報源を提供いたします。
安否確認レポートを使用すると、Verkadaのお客様は、緊急事態において誰が安全で誰が行方不明であるかをすばやく判断するレポートを作成することができます。安否確認レポートは、Verkadaアクセスコントロールのドアハードウェア、およびVerkada Commandで指定されたユーザーグループとアクセスレベルに、ネイティブに統合されます。これらのレポートにより、組織は建物からの避難や消防訓練などの緊急シナリオに、より適切に対応できます。
具体的には、お客様はVerkadaの安否確認レポートを使用して、安否確認レポートに含める必要のある入り口ドア、出口ドア、集合場所、および人々を指定することができます。これらの機能により、組織の保護に必要なレポートを作成できます。また安否確認レポートを設定すると、お客様は一定期間内の安否確認ステータスを追跡できると同時に、システム管理者は、その時点で指定されているエリア内にいるすべての人のレポートを取得できます。
ここに示すように、お客様は、Verkadaアクセスコントロールの新しい安否確認レポートテンプレートページから「安否管理レポートの作成」または「実行」をクリックするだけで、Verkada Commandで安否確認レポートを作成し実行できます。安否確認レポートは、Verkadaアクセスコントロール標準ドアライセンスの一部に含まれています。この機能は、2022年8月29日月曜日に、Verkadaアクセスコントロールの既存のお客様すべてに対してベータ版として有効になります。この機能と設定の詳細については、こちらもご覧ください。
より優れたドアロックダウン機能
この他に重要な緊急対応シナリオは、建物のロックダウンまたはロックアウトです。これらのシナリオでは、スペース内にいる人々がドアをロックし、シナリオに対応するために効果的に手順を実行できることが不可欠です。学校のドアは内側からロックできなければならないと定めたカリフォルニア州のAB 211法や、学校の安全計画の一環として無音パニックアラームシステムの検討を奨励するニューヨークのアリッサの法律など、州および地方の法律は、学校やその他の施設が、堅牢かつシンプルな緊急対応能力を構築する必要性をさらに強調しています。
学校やその他の組織がこうしたシナリオに対応するため、Verkadaアクセスコントロールの新しい内蔵プッシュボタン機能、つまり「トグルモード」を使うと、学校のドアを内側からすばやくロックできます。身近なロック機能を模した内蔵プッシュボタンサポートは、ロックの背面にあるシンプルなボタンから、ドアのロックやロック解除を行うことができます。ユーザーは、ドアのロックやロック解除に加えて、Verkadaの無線パニックボタンなどのパニックボタンを使用し、ロックダウンシナリオを起動することもできます。最後に、切替モードでは、ユーザーはロックの内側にあるロックボタンを押すだけで、アクセスコントロールスケジュールを「切り替え」たり、ドアのロック状態を確認したりできます。
VerkadaとSchlage ADシリーズの無線ロックとの統合ユーザーは、この統合により、Schlageの無線ロックAD-400シリーズの機能70、別名「教室/倉庫モード」と、機能50、別名「オフィスモード」の両方をご利用いただけます。内蔵プッシュボタン機能は、Verkadaアクセスコントロール標準ドアライセンスの一部に含まれており、この機能は安否確認レポートと同様、2022年8月29日月曜日にVerkadaアクセスコントロールの既存のお客様すべてに対してベータ版として有効になります。
Verkadaプラットフォームのユーザーエクスペリエンスと安全性
安否確認レポートと内蔵プッシュボタン機能は、強力な新しいレポートおよび管理機能をお客様に提供することで、Verkadaの物理セキュリティおよび緊急事態管理機能をさらに拡張します。Verkadaカメラ、アクセスコントロール、アラームなどとのシームレスな統合によって、単一画面による強力なエクスペリエンスが導入され、緊急シナリオを管理することができます。
これらの新機能の詳細については、今すぐお問い合わせいただき、デモをお試しください。